借金相談、対処法

借金の返済は「辛い」と感じることが少なくありません。思うように借金が減らない、長年返済しているのに完済のめどが立たない、収入が減って返済に行き詰まりそうになったという場合には、ふがいない自分を責めて、死にたくなるほど辛いと感じることもあるでしょう。 自分私もなにやってるんだろうと自暴自棄になることもありました。しかし、借金の返済が辛くなったとしても、諦めてしまう必要はありません。 辛い借金は公的な支援や債務整理によって解決することができるからです。 今回は、借金が辛い理由や、借金が辛くてもやってはいけないこと、借金苦から脱出するための方法などをまとめてみました。 借金をしていることを誰にも相談できずに苦しんでいる人や、債務整理を検討している人はぜひ参考にしてみてください。

              目次

1、借金はなぜ辛いのか?

借金の返済を「辛い」と感じることは決して珍しいことではありません。具体的に辛いと感じる場面は、人それぞれかと思いますが、借金が辛いと感じられることの多い場面としては、以下のようなものを挙げることができるでしょう。

  1. 毎月の取り立て・返済が辛い金融機関から借金をした場合には、毎月決まった日までに所定の金額を返済しなければなりませんが、この毎月の返済それ自体が辛いと感じる人も多いといえます。

    自分で稼いだお金を自由に使えず、返済に充てなければならないことや、返済が引き落としではなく振り込みであるときには、わざわざ時間の都合をつけてATMなどに出向くことが大変ということもあるでしょう。1回限りならともかく、「何年」という単位で繰り返すことになれば、返済日が近づくと気がめいるという人もいるかもしれません。

    また、返済が遅れがちで、しばしば債権者から電話やハガキなどで督促されている場合には、「家族にばれてしまわないか」と不安に感じたり、返済のためにやりくりしたり、悩んでいることを家族に打ち明けられないことに辛さを感じることもあるでしょう。
    精神的にダメージが来ます。
  2. 終わりが見えなくて辛い消費者金融や銀行のカードローンや高額商品を購入した際のショッピングローンなどは、数年単位の期間をかけて返済する場合が多いといえます。また、これらのローンには高い利息がつくため、毎月きちんと返済をしていても思うように元金が減っていかず、「いつまで経っても完済のめどが立たない」というケースも少なくありません。
  3.  他人に相談できないから辛い仕事や恋愛の相談や愚痴は友人に言えても、借金があることを相談できるという人は少ないのではないでしょうか。

    「借金がある」というと、「だらしがない、恥ずかしい」という偏見や、マイナスイメージをもたれてしまうからでしょう。友人や恋人など、親しい人からの信用を失わないように、良い関係が壊れてしまうのが怖くて相談ができない、
    現に私も誰にも相談できず、両親にも話をしませんでした。
    親を悲しませたくなかったのも一因です。

2、借金が辛くても絶対にしてはいけない4つのこと

以上のように、借金を返済していく過程では、さまざまな場面で「辛い」と感じることが多いといえます。ときには、逃げ出したくなるような気持ちになることもあるかもしれません。

しかし、そのような場合であっても、次のような対応は、状況をさらに悪化させ、それまで以上に辛いと感じることが増えてしまうので、絶対に行わないようにしましょう。

  1. さらに借金を増やしてしまう借金の返済のための資金繰りが苦しいときには、「とりあえず今月の返済のために」と新たな借金をして返済に充ててしまうケースは少なくありません。しかし、このような自転車操業は、さらに借金を増やしてしまうリスクが非常に高く危険です。新たに借り入れをすれば、今月の返済はどうにかなるかもしれませんが、借入件数が増えたことで、次回からの返済負担は大きくなり、毎月の借金返済の辛さもさらに増してしまいます。
  2. 債権者からの督促・取り立てを無視し続ける借金をきちんと返したいと考えている人にとって、返済が遅れたときの債権者からの督促・取り立てはとても辛いものです。

    「期限に間に合わなかったことが申し訳ない」、「お金を工面できない自分がなさけない」、「お金が足りないなんて恥ずかしくていえない」、「債権者に怒られたくない」といったさまざまな感情から、取り立て・督促を無視してしまいたいと考えることもあるかもしれません。

    しかし、借金の返済が滞っているときの督促を無視し続ければ、債権者の態度も硬化してしまい、事態の収拾が難しくなってしまう可能性が高くなります。また、携帯・スマホへの連絡を無視すれば、自宅・勤務先などに連絡される可能性が高くなるため、望まないタイミングで借金滞納を家族などに知られてしまうことになりかねません。

    なお、金融機関による借金の取り立て行為は、法律などによって厳しく規制されています。そのため、債務者本人にきちんと連絡が取れているうちは、自宅や勤務先に押しかけてくることはありませんし、家族に連絡をすることもありません。また、暴力的な言動を用いることも禁止されています。初期の督促(最初の遅延)程度であれば、コールセンターのオペレーターが機械的に対応するだけということの方が多いでしょう。

    また、期日までに返済が間に合わないことが事前にわかっているのであれば、あらかじめこちらから債権者に連絡を入れ「○○円なら払える」と具体的な返済の提案をすれば、それ以上債権者が取り立てを行うこともありません。「返済が間に合わない」ことを伝えることも気が引けるかもしれませんが、事前に連絡した方が誠実な対応といえますし、その分の見返りもあるということは知っておいて損をしないでしょう。
  3. ヤミ金や危険な取引借金の返済が苦しくても、ヤミ金から借金をすることや、クレジットカードの現金化などの危険な取引は絶対にしてはいけません。

    ヤミ金からお金を借りることは簡単ですが、完済することは簡単ではありません。ヤミ金は違法な金利で貸し付けをしており、債務者は取り立てに追われて犯罪へ協力させられるなどのリスクもあります。また、最近のヤミ金は債務者を精神的に追い込むことにたけているので辛い気持ちがますます大きくなってしまいます。

    また、クレジットカードの現金化業者のような悪徳業者にもかかわらないようにしましょう。そもそも、クレジットカードの現金化はカード規約違反となり、カードの利用停止、解約になってしまう可能性が高いです。カードが強制解約されてしまうと、カードが使えなくなるだけでなく、その時点での利用残額を一括請求されますので、さらに状況が悪化してしまいます。

    さらに、このような危険な取引にかかわってしまえば、他人への相談もますますしづらくなってしまい、精神的にもさらに追い詰められかねません。
  4. 最悪のことをしてはいけません。
    ふがいない気持ちになるのはわかります。人生を棒にふるってはいけません。

3、辛い借金から脱出するための3つの方法

辛いと感じるほど返済が苦しくなった借金は、他人の力を借りることで必ず解決することができます。
以下では、先の見えない不安な借金から脱出するための方法を3つ紹介します。

  1. 借金が辛いときには、誰かに相談をしてください。

    お金の悩みは確かに相談しづらく感じる場合も多いと思いますが、誰かに相談をするだけでも、精神的な辛さが大幅に緩和されることも少なくありません。また「自分は1人ではない」と感じることができれば、問題をより冷静に考えられるきっかけにもなるでしょう。

    私のように家族、面識のある人には相談しづらいというのであれば、借金問題を支援する民間のNPO法人や弁護士などの第三者に相談してみるというのも有効な方法です。
    向こうもビジネスですが、真摯に話を来てくれています、



    ③債務整理は「依頼するだけ」で借金の辛さが軽くなる
    債務整理を弁護士に依頼すれば、手続きが終わるまで待たなくても依頼するだけで借金の辛さはかなり軽くなります。
    私も相談しただけで心がかなり楽になりました。

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