この記事では、ChatGPTとは何か、どのようなことができるのか、登録方法、便利な使い方などを詳しく説明します。
ChatGPTとは
ChatGPTは、イーロン・マスク氏やマイクロソフト社が出資するOpenAI社が2022年12月1日に発表したチャットアプリケーションのサービスです。
サービスの発表からわずか6日で利用者が100万ユーザーを突破し、2022年12月時点でもっとも話題のAIサービスです。
質問を入力すると、早ければわずか数秒でAIが自動で文章を生成して回答します。
「OpenAI」は以下の点などを特長として挙げています。
・やりとりの流れに沿って質問に回答できる
・正しくない前提に異議を唱えられる
・適切でない質問への回答を拒否する
一方、間違った情報が含まれる可能性もあるとしています。
Open AIとは
OpenAIはカリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置く研究機関であり、人工知能(AI)研究所です。イーロン・マスク氏、サム・アルトマン氏、その他の研究者や投資家によって2015年に設立され、安全かつ責任ある方法でAIの開発を促進し、発展させることを目的としています。
ChatGPTの始め方
では、ChatGPTを始めるにはどうすればいいのでしょうか?ChatGPTの始め方やアカウント登録について説明します。
まず、ChatGPTのアカウントを作成し、登録を行います。
OpenAIは一部の国でのみ利用可能で、現在は韓国、日本、インド、シンガポール、米国で利用可能です。
ChatGPTの具体的な登録方法は、以下の通りです。
ステップ1:ChatGPTのログインページにアクセスし、登録を開始
ChatGPTのログインページ:https://chat.openai.com/auth/login
サインアップをクリックし、画面の指示に従ってOpenAIアカウントを作成し、メールアドレスを入力して続行します。
Gmailをお持ちの方は、下の「Continue with Google」ボタンをクリックして、直接Googleに登録することも可能です。

ステップ2:個人情報を入力
お名前を入力し、組織名を空白にして、下の「続ける」ボタンをクリックしてください。
これでアカウントの作成や登録が完了です
ChatGPTの使い方
上記のように、ChatGPTのアカウント登録が完了したら、上部の「Try it」をクリックします。
先ほど登録したOpenAIのアカウントでサインインするだけで、ChatGPTのチャットが開始できます!
ページ下部の入力ボックスに質問したい内容を入力すると、ChatGPTとの対話が始まります。
借金返済について尋ねたところ、10秒以内に回答が返ってきました、早い、早いぞ。。。

ChatGPTの仕組みは?
ChatGPTを動かしているのは「ラージ・ランゲージ・モデル」と呼ばれるアルゴリズムです。このアルゴリズムに大量のテキストデータを覚えさせることで、とってもリアルで「まるで人が書いたような」文章を生成することができる自然言語処理ツールになっているのです。
ChatGPTのメリット
Chat GPTには、主に「3つ」のメリットがあります。
- 膨大なデーターから情報取集ができる
- 時間を短縮可能
- 悩み相談ができる
膨大なデータから情報取集ができる
ChatGPTはインターネット上の膨大なテキストデータを学習しているので、幅広いジャンルの情報収集ができます。
AlexaやSiriでは回答できないような明確な答えがない質問にも、いくつかの選択肢を用いて回答してくれます。
さらには長文で難しい文章を、簡単に要約した文章に置き換えてくれるので、作業の効率化を図ることも可能です。
時間を短縮可能
検索エンジンと比べ、知りたい情報を入力すると即座に回答してくれるため、自身で情報を探す必要がなく、時間を短縮することができます。
また、記事構成や企画の概要作成など、0ベースでないかを作成する際に、指定した内容に沿った土台となるテキストを生成してくれるので、0から1を作る作業が効率的に行えます。
悩み相談ができる
高い自然言語処理能力を持ち、過去のやりとりを記憶してその情報をもとに回答をしてくれるので、人間が書いたようななめらかな文章で回答してくれます。
ですので、人に相談するかのように自身の悩みを打ち明けると、原因や対策を回答してくれます。
検索エンジンで対策を調べるよりも人間味があるので、悩みの解決に繋がる可能性が高いです。
実際に相談してみた(借金持ちがマッチングアプリを利用していいか質問)
質問がくだらなくて、すいません。。笑

借金持ってるのにマッチングアプリ利用していいの?
Chat GPTさんの結果は。。。
こちらです
↓
借金を持っているからといって、マッチングアプリに登録することができないという法律上の制限はありません。しかし、借金を持っている場合、以下のようなことを考慮する必要があります。
- 借金返済が優先事項であることを理解しておく必要があります。借金返済が滞ると、クレジットスコアが下がり、将来的に貸し手からの信用を失う可能性があります。また、借金を隠していると問題が大きくなることもあります。
- マッチングアプリを利用することで、お金を使う可能性があることを理解しておく必要があります。例えば、デートや食事代、プレゼントなど、出費が発生する場合があります。これらの出費は、借金返済に充てることができるかどうかを十分に考慮する必要があります。
- 借金を抱えていることを、相手に告げるべきかどうかを慎重に考える必要があります。借金を持っていることが相手にとって問題になる可能性があります。一方で、素直に話し合い、理解し合える相手であれば、良い関係を築くこともできます。
総じて、借金を持っているからといって、マッチングアプリを使うことができないということはありませんが、自分の状況を理解し、借金返済に優先して取り組むことが大切です。また、相手にも借金の状況を誠実に伝え、良好なコミュニケーションを心がけることが重要です。
わりとまともな返答が返ってきます。
ChatGPTのリスク、不安点
一方「ChatGPT」は、十分に学習できていない分野については間違った答えを事実のように回答したり、一見すると人間らしい回答であるため誤りに気がつきにくいといった課題があり、メールの偽造など悪用を懸念する声もあがっています。
AI技術はまた、人種、性、文化などを巡る社会的偏見を固定させかねません。アルファベット傘下のグーグルやアマゾン・ドット・コムなどの巨大IT企業は以前、AIを使って試したプロジェクトの一部が「倫理的に危うい」ものであり、限界があったと認めていて、複数の企業では、AIが引き起こした混乱を修正するのに人間が介在する必要が生じたと述べています。
今後の展望
議論を組み立て、長文テキストを作成できるという特徴があるため、コンテンツ作成やカスタマーサービスにおける質問の回答などに活用できる可能性があります。論理的に問題を整理して指摘できることから、コード中のバグを発見するといった活用にも期待がかかるとのことです。
そして、これまでのWebやSNSでの検索は単語やキーワード、タグを使うのが当たり前だったが、より自然な文章を使った検索やAIによる応答が身近になる日も、そう遠くないかもしれませんね。
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