貯金600万から借金150万への転落。

改めて自己紹介

みなさん、こんにちはいくらと申します。
twitterでよく目にしたことはあるかと思いますが、改めて自己紹介できればと思います。

私はいわゆる30代の会社員です。
年収600万の営業マンです。
趣味は英会話、海外旅行、アニメ、野球です。

一般的に聞こえはいいかもしれませんが、なぜ借金したのか
気になる方がいるかなと思います。

原因はいわゆるFXが原因でした。

貯金600万から一気に借金150万へ

寝ても覚めても FX。
そんな生活を以前行ってました。
仕事をしているときも時間があればFXに費やし、FX中毒になってました。。。

時間とお金の大半を費やしている割にまったく勝てず、お金はどんどん溶け続けていく一方です。

余剰資金で始めた FX ですが、負けが積み重なり「取り返さないと!!」という気持ちが強くなると、家賃・食費といった生活費にも手をつけてしまうようになってきました・・・。

収入のほぼ全てを FX につぎ込むようになったため、給料が入るとすぐにFXに入金して、時間を費やしてました。
貯金がありましたが、みるみるうちにお金が溶けてました。
今ならこいつおかしいなと思いますが、当時は脳が麻痺ってましたね。
今やれば負けを取り返せる、一気にお金取り戻せる。
そんなことばかりやってましたね。

そして消費者金融にも手を出し、お金を借りて、入金すればロットを上げれば儲かるといった誤った考えで、お金を借りました。

今だから思いますが、はっきりいってバカ、本物のバカだと思います。
お金を溶かして、絶望へ。 さらにお金を取り返して、絶望へ。 
まさに負のサイクルです。

原因はコロナ禍と少しの金銭欲

2020年にはコロナで家にいる時間が増え、いわゆる投資ブームが流行ってた時に自分も何かやろうと思ったのがきっかけでした。
最初は株(現物)を購入し、何が良いのかよくわかってませんでしたが、いわゆるビギナーズラックで1年で100万儲かりました。
あれ、めっちゃ簡単じゃんと変な自信がついておりました。
しかし、それが悪夢の始まりでした。。

どんどんやれば行けるのでは、変な自信がつき、お金の執着心が芽生えて、
とうとうFXにも手を付けました。
先ほど記載した通り、最後にはどんどんお金が溶けていきましたね。

また、それ以外にも今振り返ると、コロナ禍でのストレス。
飲みに行けない、好きだった海外旅行にも行けない、そのようなストレス、抑圧がFXにもさらに加速
したのではないかと分析してます。
そして、自分のプライドが高さ、甘さがあり、このような結果を招いたと思います。
全ては自業自得であり、かつ自己責任ですので、もう受け止めるしかないです。

FX、ギャンブルの怖さを実感

FXをしてましたが、いわゆるギャンブル中毒の状態になってたと思います。
なんでしょう、お金以外にも時間や友達など大切なものも失ったのかなと思ってます。
友達にお金を借りたわけではないですが、友達と遊ぶ時間も減り、興味のあったこともFXでなくなったような気がします。

人生のライフプランや、趣味に費やすはずだったお金すべてを犠牲に払うことになります。
FXをする前はパチンコ、競馬等はしなかったのですが、何が起こるかわからないなと思ってしまいます。

また、下記の記事はFXで借金し、犯罪をした方ですが、最悪このようなケースになるのではと怖さがありますね。

 数年前、新潟県内の裁判所。勤務先の金に手を出して逮捕、起訴された30代男性が事件に至る経緯を語った。「FXで金銭感覚がアンバランスになっていた。100万円や200万円の金額が大きいとは考えなかった」

 FXとは「外国為替証拠金取引」のこと。円やドルなど、刻一刻と変わる為替の値動きを予想して売買し、利益を求める投資だ。スマートフォンを使って少額から始められ、元手の何倍ももうかることがある半面、多額の損失を出す恐れもある。投機色が強く、ギャンブルの要素があるとされている。

 男性も一時、大きな利益を得た。それをブランド品や飲食などにつぎ込み、海外のマンションも借りた。仕事のストレスから浪費し「心のバランスを取ろうとした」という。

 給料は「10万円から20万円の間」だった男性。FXの大勝ちが続くはずはない。身の丈を超えた生活は破綻し、クレジットカードの支払いに窮した末、犯行に及んだ。法廷で涙ながらに謝罪し、もう投資はしないと誓った。

■    ■

 県指定のギャンブル依存症治療拠点機関、さいがた医療センター(上越市)の佐久間寛之副院長(53)は「最近、立て続けにFX依存の患者が訪れている」と話す。

 ギャンブル依存といえばパチンコや競馬などを思い浮かべるが、FXも「診断基準に当てはまれば依存症」と指摘する。生活費を使う、やめると家族に約束しても守れない、損失を取り戻そうとさらに資金を投じる、借金を重ねる-といった状況は他の賭け事と同様という。

 一方、パチンコなどと比べ、使用額は大きくなりがちだ。しかも為替取引は世界中で行われているため、昼夜を問わず24時間、売買ができてしまう。

 さらに、のめり込んでも資産運用などと考え、本人が依存症と認めたがらないという。佐久間副院長は「普通の資産運用なら、ずっと値動きを見続けて1日に何回も金を動かしたり、人間関係を壊してまで続けたりはしない」と訴える。


新潟日報

借金、無理な投機(FX等)、ギャンブルにはまってる人は自己分析が必要

私も含めてですが、なぜ借金をしたのか、
また、FX、ギャンブルをして、お金を得たいのか考える必要がある。
そこが始まりなのではないかと思います。
単純に楽しいから、刺激がほしいからではなく、自分自身ではなかなか気づけない
欲求があるはずです。
承認欲求、自己顕示欲等。
それを明らかにして、生活を送る、そこからがスタートなのかなと思います。
私の場合は少なからず、承認欲求、自己顕示欲の両方があったと自覚してます。

最後に

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
少しでもお役に立てれば幸いです。人様にお話するにはあまりにも情けない話なのですが、少しでもお役に立てればと思っています。

結婚してて、家庭をもってる同年代が多い中、なんだかみじめに思ってしまうことがありますが、
しっかり反省をして、次の生活に行き、貯金していきたいと思います。
幸いにも借金は返せる範囲(現在90万) 給料手取り37万ですので、その点はありがたいです。

ブログではいつも借金や転職の記事を書いてますが、時折このような体験記も紹介できたらと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。

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